特徴・導入背景
- 80℃程度の低温廃熱でも発電可能なORC技術
- 従来機比で熱源温度を約40%削減
- 軽自動車サイズの小型筐体で設置自由度大
- 導入コストを補助金活用で抑制可能
- 特許取得済みのコア技術で長期的な競争優位
ORC発電システム紹介動画
市場規模
- 日本で廃棄される200℃以下の廃熱は年間約320万TJ(テラジュール)に相当し、低温廃熱を活かす私たちの『次世代ORC発電システム』で、エネルギー問題解決に貢献します。
プロジェクトの特徴
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世界最高クラスの超小型・高効率ORC発電システム
NEDOの支援のもと、東京大学生産技術研究所や京都大学と共同開発。従来品と比較して、発電に必要な熱源を約40%削減、導入コストを最大約10分の1以下に抑制。軽自動車一台分ほどの小型化を実現し、多様な場所・事業者での活用が可能に。 -
国内外からの高い注目と需要
2025年度7月の市場投入を目指し、実証実験を進行中。既に15台の納入が進行中で、国内外からの引き合いが拡大中。 -
強固な産官学連携体制
NEDO、東京大学、京都大学、宮城県産業技術総合センターとの連携により、技術開発を推進。「熱・水・空気」のエネルギー変換等のソリューションの企画・指導を行ってきた馬渕工業所代表取締役の小野寿光がリーダーシップを発揮。
今後の展望
- 今期売上は約5.5億円を見込み、ORC発電システムの事業を主軸として、時価総額数百億円規模でのIPOを目指す。ファブレス製造の確立、販売代理店の獲得、メンテナンス網を持つ技術系商社などとのアライアンスを進め、製造・販売・メンテナンス体制の強化を図る。
第三者からの評価
- 東京大学 教授 鹿園氏: 同社のリーダーシップで多くの企業や技術者を率いながら、大企業でも非常に難易度が高い開発を実現。80℃前後の低温廃熱で安定して発電できていることは、技術的には相当高いレベルにある。
- 東北大学 特任教授 赤城氏: NEDO在籍時に同社のORC発電プロジェクトを担当。今までの中でも最も有意義で印象深い取り組み。世界の研究・技術をリードする連携体制と、熱意ある経営陣のもとで進む本プロジェクトは、国策にも影響を与えうる。
- フロンティア・スピリット 経営企画室 小澤氏: 実証実験中 約1か月で193名の方が視察。多数メディアに取り上げられ、この商品がもつ市場の大きさ、可能性を強く実感。日本のエネルギーの将来を見据え果敢にチャレンジしており、応援する価値は非常に高い。
ORC発電システムへの想い
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