当社ORC発電システムが経済産業省 審議会資料に掲載-251225

― 低温廃熱を活用した省エネルギー・脱炭素技術として政策資料で紹介 ―

このたび株式会社馬渕工業所が開発・実装を進めているORC(有機ランキンサイクル)発電システムが、**2025年12月11日に開催された経済産業省「第49回 総合資源エネルギー調査会 省エネルギー・新エネルギー分科会 省エネルギー小委員会」**において、政府の審議会資料の事例として取り上げられました。

本件は、経済産業省公式ホームページに公開されている
更なる省エネ・非化石転換・DRの促進に向けた政策について」(事務局資料/PDF)74ページにおいて、当社の取り組みが紹介されています。
当該公式情報は、経済産業省ホームページ(下記リンク)にてご確認頂けます。
https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/shoene_shinene/sho_energy/049.html

当社のORC発電システムは、工場等の産業現場で発生する80℃前後の低温廃熱を有効活用し、電力を創出する技術です。これまで、実際の現場導入を重視しながら、省エネルギー性・実用性の両立を目指して開発と実装を進めてきました。

廃熱利用は、産業分野におけるエネルギー効率の向上とCO₂排出削減を同時に実現する有効な手段として注目されており、今回、当社のORC発電システムが国の政策検討・議論の場において具体的事例として紹介されたことは、現場実装型技術としての社会的価値が行政レベルで評価された重要な成果であると受け止めております。

今後も当社は、ORC発電システムをはじめとするエネルギー・環境技術を通じて、産業現場における省エネルギー化と脱炭素社会の実現に貢献して参ります。